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初夏の食卓に、エスニックをひとつ

少しずつ気温が上がって、梅雨を前に湿気も増してくる5月。この季節、徐々に暑さを感じる日が増えてくると、ハーブやスパイスの香り、風味とともに、酸味や辛みの効いたエスニック料理が恋しくなります。
エスニック料理は、一見食卓に出すのが難しいと思われがちですが、食材は意外と身近で、調味料も最近は手に入りやすく、そのハードルはやさしくなってきています。また、彩り美しい料理が豊富で、何といってもその盛りつけやテーブルセッティングも楽しいのが魅力。
今年は、食卓にひとつ、エスニックを取り入れて、季節の料理を楽しんで、元気に過ごしましょう。

王道グリーンカレーで一品エスニック

エスニックの王道といえば、グリーンカレー。スパイスやハーブの香りと風味、ココナッツミルクのまろやかなコクが食欲をそそるタイカレー。印象的な深いブルーのプレートとカップをセット使いで、ラタンのマットにセットすれば、雰囲気はあっという間にエスニック。心惹かれる深い海のようなコバルトブルーのガラスが透き通り、涼し気な印象ももたらしてくれます。天然素材のラタンや木製カトラリーを使えば、エスニック気分がより盛り上がります。

彩り美しいサラダエスニック

エスニックもサラダなら、気軽に取り入れやすそう。食材にパクチーが入るだけで、ぐっとその気分は増します。トマトのビビッドな赤と、パクチーのグリーンが美しいサラダは、大ぶりなダリアが大胆にあしらわれたプレートに盛りつけを。食材がよく映えて、サラダがごちそうのよう。大きくモチーフがデザインされたプレートも、食卓に華やかな存在感を放つから、思い切って使ってみるのがおすすめです。

しっかり水切りをすると、調味料がよく絡んでおいしく仕上がる、春雨サラダ、ヤムウンセン。器の形を選ばないエスニックの代表的サラダは、葉っぱを象った器に盛りつけて。個性的な形は、食卓に動きを加えます。パクチーたっぷりのサラダは、器と色を合わせてコーディネート。同じ形の器を使っても、その色や盛りつける料理が違うだけで、印象が全く変わるのは、食卓作りのおもしろさです。

大皿の盛りつけでごちそうメイン

春巻きも、具材と巻き方の工夫であっという間にエスニック仕様に。調理食器、リムトレーへ盛りつけて、揚げたてをそのまま食卓に。マットなブラックに、たっぷり使ったパクチーが皮に透けてきれいに映えます。でき立ての揚げものは、食卓ではいつだってごちそうです。

人があつまる時のエスニックメニューには、タイ風ローストチキン、ガイヤーンが気楽です。身近な食材の手羽先を使って、味付けをタイ風にアレンジするだけで、大勢で楽しめるおもてなしエスニック。大皿を使って、少し高さとボリュームのある盛りつけで、つややかな照りに暑さも忘れて食欲そそられるごちそうに。簡単なおもてなしの一皿のできあがりです。一品あるだけで、食卓があっという間にエキゾチックな空間に。

デザート&ドリンクでプチエスニック

デザートやドリンクで、プチエスニック気分!そんな時は、プレートやカトラリーをひとつ変えるだけも、エスニック気分が味わえます。輪花の器でつくったシンプルなマンゴープリンも、細かくリーフがあしらわれたプレートの上にのせるだけで、アクセントが加わります。陽の当たるテーブルに映る影が、食卓にエスニックを運びます。

いつもはミントで作るモヒートをパクチーで作ったら、プチエスニックのお酒の時間に。休日にお昼からたしなむお酒の時間、ラタンのコースターを敷いて、気軽にエスニック居酒屋の雰囲気を満喫するのも楽しいものです。