思いを込めて、お菓子の手作り
甘くとろけるチョコレートは、見るだけでもわくわくと心が躍るおやつ。そんなチョコレートをたっぷりと使ったシンプルなケーキは、料理家 栗原はるみが作り続ける手作りおやつの定番です。大人も子どもも、みんな大好きなチョコレートケーキ。友人や家族を招いて、「いつもありがとう」や「これからもよろしくね」の気持ちを込めて、手作りのおやつのおもてなしで、甘く幸せなひとときを過ごしましょう。
お菓子作りは、食べる相手への思いがあると、楽しくなるもの。 食べた人の笑顔を見ると、より一層うれしくなって、もっとおいしく作ろうとはげみになります。おもてなしの気持ちを込めた手作りおやつを通して、食べる人も作る自分も笑顔になれる、そんなお菓子作りをしましょう。
大人も子供にも大人気
栗原はるみのチョコレートケーキ
料理家 栗原はるみが、こどもたちのおやつによく作ったというチョコレートケーキ。 チョコレートの香りと、しっとりとした濃厚な味は、子どもだけでなく大人にも大人気の、手作りおやつです。
ロンドンの市場で出合ったブラウニーが忘れられなくて、帰ってから何度も試作した懐かしい味です。コクのあるケーキと甘酸っぱいラズベリージャムを組み合わせると、さっぱりとしたおいしさに。(栗原はるみ)
はじめは少し難しそうに感じるお菓子の手作り。何度も作り続けると、味や食感が良くなったり、段取りが上手になって作る時間が変わったりと、変化を実感できるのがうれしいところです。食べてくれる人の笑顔を思い浮かべながら、次はきっともっと上手にできる、そう思えたら、おやつの手作りは楽しくなりますよ。
材料
(25×8.5×6cmパウンド型1台分)
バター(食塩不使用)…100g
ビターチョコレート…150g
グラニュー糖…120g
卵…2個
アーモンドパウダー…50g
[A]
薄力粉…40g
ココアパウダー…10g
ココアパウダー…適量
ラズベリージャム…適量
下準備
・型にあわせてクッキングペーパーを敷く。
・バターは薄切りにしてボウルに入れ、室温に戻してやわらかくしておく。
・オーブンは160℃に余熱する。
作り方
- ❶チョコレートは刻んでボウルに入れ、湯せんで溶かす(または耐熱ボウルに入れてラップをし、電子レンジ600Wで約1分間加熱して溶かす)。
- ❷バターを泡だて器で練り、やわらかくなったらグラニュー糖を加えて白っぽくなるまでよくすり混ぜる。
- ❸[2]に卵を1個ずつ加えてさらに混ぜ、[1]のチョコレートを加えて混ぜる。
- ❹アーモンドパウダーを加えてゴムベラで混ぜ、[A]を合わせてふるい入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
- ❺生地を型に流し入れ、型を台に2~3度軽く落として空気を抜き、表面を平らにならす。
- ❻160℃のオーブンに入れて45~50分焼く。表面は少しやわらかくても竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がり。余熱で火が通り、冷めるとかたくなる。
- ❼焼き上がったら網にのせ、粗熱が取れたら型からはずして冷ましてからラップなどで包んでしっとりとさせる。
- ❽表面にココアパウダーを振り、食べやすく切り分けて器に盛り、ラズベリージャムを添える。
チョコレートケーキでおもてなし
チョコレートケーキを作ったら、大好きなひとたちと過ごす、気楽なおもてなしを楽しんでみましょう。手作りのおやつが出てくると、お茶の時間が、いつもより豊かに感じられます。
お気に入りの器やカップを、相手に合わせて選ぶのは、おもてなしの楽しみの醍醐味。準備の時間から、音楽をかけて雰囲気を作るのもいいですね。
部屋に満ちる、ほろ苦いコーヒーの香りも、これからはじまるお茶の時間を盛り上げてくれます。
しっとり濃厚なチョコレートケーキには、甘酸っぱいラズベリージャムが、味も色もおもてなしの時間にアクセントを添えます。
しっとり濃厚な味わいのチョコレートケーキは、赤ワインと合わせるのもおすすめ。 食後のデザートや、お酒が好きなひととなら、休日の午後、明るいうちからワインをあけて、のんびりおしゃべりをしながら過ごすのも、贅沢な時間。コーヒーやお茶を添えるのとは、また異なる味わいと雰囲気がうれしいおもてなしです。
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デザートマグ チョコレートマフィン
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デザートマグ 塩クッキー
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デザートマグ スパイスシフォン
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ゴブレット プラチナライン
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輪花ミニカップ
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花型 長角皿 白磁
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木製 テーブルトング
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アカシア プレート 23cm
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アカシア オーバルプレート 25cm
お持ち帰りにもわくわくを
お茶の時間が終わったら、その余韻をおみやげに渡しましょう。
同じ材料でもう一つ、簡単に作れるおやつを準備するのもうれしいサプライズ。
トリュフチョコレートは、チョコレートがあれば作れる、とっても簡単なおやつ。ボックスに詰めて、開けるときのわくわく感をプレゼントしてみませんか。軽くひと言、「ありがとう」の手書きメッセージ添えるのもおすすめです。
おもてなしの終盤、お見送りのちょっとした工夫に、心が温まります。
トリュフチョコレートのレシピはこちら>