はじめてのお菓子作り
カッター付バターケース
デザイナーのFがお届けします。
今回は、男性編集部員の「はじめてのお菓子作り」を通して、バターをしっかり量れる、カッター付バターケースをご紹介します。
ホワイトデー。そう、バレンタインにもらったチョコレートのお返しをする日。私はありがたいことに、毎年パートナーから素敵なチョコレートをいただいている。とてもうれしい…が、お返しにいつも悩む。お菓子全般に明るくない私は、これまでレストランでの食事や靴下、ハンカチなどで何とか乗り切ってきた。そして令和3年のホワイトデー、そんな悩みが解決する素晴らしいアイデアが! 私は失念していた。ゆとりの空間の編集部に在籍していながら、栗原はるみのお菓子レシピが豊富にあることを。
手作りお菓子を贈ることは決まった。だが問題は私が今まで一度も作ったことがないことだ。ふだんまぁまぁキッチンに立っている方だが、お菓子は初めてなのでいささか心配。まず、どのレシピにするのか、お菓子好きの編集部員に相談して、シンプルかつ見た目が可愛すぎない「チョコレートアイスボックスクッキー」にチャレンジすることに。ココアとナッツの色合いがメンズライクでかっこいい。
大切なこと
周りのみんなにリサーチすると、お菓子作りは材料をしっかり量ることがとても重要らしい。ルールに沿わないと味や食感、見た目に影響が。すごく繊細なのですね。レシピを確認すると、大体は計量スケールで大丈夫そうだけれど、ナイフで切って分量を調整するバターは、大きさにバラツキがでそうで、かなりハードルが高い…。
そこで登場するのがカッター付バターケース。200gのバターを、5gずつカットして保存できる優れものです。ケースにカッターをつけて、蓋の上からバターを押せば、使いやすいサイズにカットできます。蓋に均等に力が掛かるよう、手にしっかり体重を乗せて押し込むことがポイント。蓋を開けたとき、思わず「おぉー」となりました。
※バターはカットする前に冷蔵庫から出して、少しやわらかくして使用してください。
バターを小分けにカットすることで、ナイフを探したり、量る手間が省けて、料理作りがスピーディーに。キッチンでのバタバタ(イライラ)が軽減されました。トーストなどのパン食時には、お気に入りの小皿にバターを出して、レストラン気分を楽しんでいます。
いざっ!
始める前に、すべての材料をしっかり量る。レシピはバター70gなので5g×14個。シンプルで分かりやすくて気持ちがいい。栗原はるみのレシピは作りやすく、覚えやすい。そういったレシピに対する考え方が、バターケースのカットにも反映されているのだと実感する。バターがクリーム状になったあとは、順を追って成形まで進める。切るように混ぜたり、冷蔵庫で2~3時間休ませたりなど、お菓子作りならではの工程が楽しい。崩れないように慎重に切り分けたクッキーをオーブンへ。
日頃の感謝も込めて
オーブンからココアの香りが部屋に漂ってきたところで、でき上がり。味見をしたら、バターとココアのやさしい甘さ、ナッツの風味、しっとりとした食感が口の中に広がって、とてもおいしい。うれしい。しっかり量ってよかった。レシピよ、バターよ、ありがとう! あとはラッピングをして当日を待ちたいと思います。
毎年頭を悩ませていたホワイトデーがこれからは楽しくなりそう。