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常備菜で気楽に平日晩ごはん

平日の晩ごはんの支度が、もっと気楽にできたらいいのに…。そんなときは、常備菜作りを上手く活用しましょう。 週末に常備菜を作って、そこから2品を出せたら、あとはプラス1品と汁物にごはん、それだけで平日の食卓は充実します。
頑張りすぎず、無理なく気軽に続けたい晩ごはん作り。下準備や食卓作りのちょっとした工夫をしたり、新しい食べ方や、家族の好みを見つけたりしながら、常備菜を取り入れて、平日の晩ごはんをおいしくいただきましょう。

頼れる手軽な定番

〇食感を楽しむ「きんぴらごぼう」

常備菜の定番きんぴらごぼう。ごぼうを細く切ると、シャキシャキの食感でサラダ感覚でいただけます。太めに切ると、しっかりとした食べ応えがでます。切り方次第で、食感や味わいがまるで異なるのがおもしろいところ。好みやその日の気分で変えると、定番の料理も飽きずに食べ続けられますよ。太さや長さは、きちんとそろうように気を遣うと、それだけでいつもより美しく、おいしく仕上がります。冷蔵庫の中にあると安心する、頼れる常備菜のひとつです。

〇風味もごちそう「ごま和え」

ごまの香りと濃厚な味わいが贅沢なごま和え。時間があれば、ごまはすり鉢でするひと手間を。風味がぐんとよくなって、格段においしくなります。野菜はもちろん、食感が楽しいきのこで作るのもおすすめです。ごまの量は好みで調節してみましょう。きのこの種類を増やしてみたり、旬の野菜で作ってみたりと、いろいろと試してみたくなる定番の常備菜です。

〇素材のうま味と出汁がぎゅっとしみた「おひたし」

小松菜、ほうれん草など、青菜はそのとき旬のものを選べば、1年を通してずっと楽しめるおひたし。冷蔵庫に毎日あっても困らない常備菜です。縦半分に切ったナスは、贅沢なサイズにだしがよくしみて、しっかりとした食べ応えに。副菜としてはもちろん、主菜としても満足できる一品です。青菜もナスも、しっかりと水けを切ることがポイントです。出汁がしっかりとしみてくれます。2種類一緒に作って、両方食卓に出しても、味わいが違うおかずとして楽しめます。

〇食感楽しい「五目煮」

野菜や豆など、いろいろな食感がおもしろい五目煮。 ふっくら実のつまった大豆、彩りが美しいにんじん、じゅっと味のしみた油揚げ、やわらかいひじきに弾力のあるこんにゃく。口の中にたくさんのおいしさが広がって、ごはんとの相性もぴったりです。レンコンなどの野菜を足して、さらに食感をにぎやかにするのもおすすめです。1品の中に含まれる品目数も多いのもうれしい常備菜です。

食べ方を変えて
翌日もおいしく

〇牛ごぼう
1日目|おかずとしてそのまま

しっかりと食べ応えのあるごぼうと味のしみこんだ牛肉が口の中に広がっておいしい牛ごぼう。1日目はそのままおいしくおかずとしていただきましょう。ごぼうに少し厚みを持たせて切ると、食べ応えのあるメインのおかずとしていただけます。

〇2日目|どんぶりとして

味がなじんできた2日目には、ごはんの上にたっぷりとのせて牛ごぼう丼に。ボリューム満点の、贅沢なごちそう1品があっという間にできあがりです。

〇鮭の南蛮漬け
1日目|おかずとしてそのまま

主菜として十分に食卓の主役を飾る、鮭の南蛮漬け。ほんのり酸っぱい味がしっかりとしみた鮭と、そのうま味をたっぷり吸った野菜で、十分な食べ応えの一品。鮭を大きく切ると、よりごちそうに。あじやさばなど、魚を変えて応用もききます。

〇2日目|薬味でさっぱり

日にちが経って、味付けが濃くなってきたら、薬味でさっぱりといただくのがおすすめ。 大根おろしやみょうがをたっぷりとのせて、さわやかな味わいの副菜としておいしくいただきましょう。

じっくり待つのもお楽しみ

〇食べ応えのある箸休めの「ピクルス」

じっくり漬け込むことで、味がおいしくしみるピクルス。酸味のある料理は、食事の箸休めになります。食卓に毎日あっても、飽きずに役目を果たしてくれる、一軍常備菜です。歯ごたえのある野菜は、食感を十分に感じられる切り方に。毎日少しずつ味がしみこんでいくのが待ち遠しく、それを確かめるようにいただくのも楽しい常備菜です。

〇ジューシーな「トマトのマリネ」

食卓を華やかにする鮮やかなトマトは、待つほどに味がぎゅっとしみておいしくなります。丸くやわらかいジューシーなトマトが口の中いっぱいに広がって、幸せな気持ちに。 トマトのサイズや種類を変えたり、混ぜたりして、いつも冷蔵庫に作り置くのもいいですね。お酒がすすむ、おつまみとしてもうれしい一品です。

ちょっとの気楽さと工夫で
食卓も充実

〇気軽にそのまま食卓に

作った常備菜を保存する容器も、ちょっと気を遣って揃えてみると、そのまま食卓に出せたり、冷蔵庫のなかで見分けがつきやすかったりと何かと便利です。透明なガラス製の保存容器は、和洋問わず食器となじみやすく、フタを外せば、食卓にも出せます。器を移し変えずにそのまま食卓に出せる、そんなちょっとしたことで、晩ごはんの支度は気楽になります。

〇一日の終わりの晩酌シーンに

1日の締めくくりに、一杯飲んで気分転換を!そんなときはせっかくだから、常備菜を少しアレンジしてみましょう。そのままでも十分おいしくいただけるトマトのマリネを、ぜいたくなおつまみにアップデート。トーストした香ばしいバゲットにクリームチーズを塗って、一緒にいただきましょう。ほんの少しの工夫で、おかずとはまた異なる絶品おつまみの完成です。

〇おべんとうも充実

おべんとうにあと一品ほしいときにも、常備菜が冷蔵庫にあるとうれしいもの。牛ごぼうのような食べ応えがある常備菜は、ごはんの上にのせるだけでごちそうに。隙間におかずとしても◎常備菜を工夫すると、おべんとうでもおいしくいただけます。

料理や用途に合わせて使い分けで、家事がぐっと快適になる保存容器を集めました。