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続けていきたい、おせち作り

お正月の食卓を彩るおせち料理。年に一度、その年の幸せを願う料理を作って楽しむのは、日本のお正月ならでは。 おせち料理は手作りするのにハードルが高いと思われがちですが、好きな料理や、作りやすい基本の1~2品からスタートすると、挑戦しやすくおすすめです。
そうして毎年、少しずつ品数を増やしながら、器や盛りつけも楽しんで、日本の伝統のおせち料理を作り続けていきましょう。

まずは好きな料理1~2品からスタート

はじめからお重に挑戦するのは、ちょっと大変。 というときは、自分の好きな料理を1~2品を作るところから、始めてみましょう。 少しの工夫があれば、それだけでお正月らしさを感じる食卓が作れます。 いつもの料理の延長線上で、気軽に作ってみてくださいね。

〇紅白の料理をいれると、お正月の雰囲気に

紅白のものを1品入れるだけで、お正月の雰囲気がでます。 おせち料理は、味が濃いものが多いため、酸味のある料理が口直しになります。
常備菜としても親しまれる二色なますは、簡単に作れてサラダ感覚で食べられるからおすすめです。 切り方を変えて短冊切りにしてみると、よりシャキシャキの食感となって味わいも変わります。 最後にゆずを絞ると、香りもさわやかでよりお正月らしさが引き立ちます。

小さいけど楽しい、おせちの食卓作り

料理の品数が少し増えたら、のんびり楽しい、コンパクトなおせちの食卓を作ってみましょう。
盛りつけに使う器は、ふだん使っているもので。お気に入りの器を組み合わせれば、気楽です。取り皿に数品を少しずつ。彩りも出て、いつもの器でかわいらしいひと皿ができます。 小皿に一品だけを盛りつけるときは、ふんわりと立体的に空気を含むようにすると、動きが出ておいしそうに見えます。
一人分をきちんと見せられるお膳などがあればよりいっそう、食卓に特別な雰囲気が出ます。
小さいけど、華やかでかわいらしい、お正月のしつらえのでき上がりです。

〇ふだん使っている器で自由に楽しむ

お重やお正月用の器がなくても、手持ちの器で、簡単にお正月の盛りつけを楽しむことができます。
大好きな器を使えば、より気分が上がります。
華やかさをプラスしたければ、ゆずやすだちなど、柑橘系の皮を器にしたり、葉ものを添えてみましょう。 さらに、箸置きだけでもおめでたいモチーフを入れてみると、お正月らしさがポイントとして加わって、それだけでも違います。
ちょっとの工夫と自由さが、お正月の食卓を楽しくしてくれますよ。

みんなで集まるときはお重にトライ

毎年自分のペースで作り続けて、作れる品数が増えたら、そのうちお重にもトライしてみましょう。 重箱は慣れないと難しい気もしますが、1年に1度のお正月の盛りつけ、器の中に絵を描くような気持ちで、 思い切り、お重のおせちを楽しみましょう。

〇高さを出して立体的に盛りつける

重箱の定番料理、煮しめは、高さを出して立体的に盛りつけると、それだけで豪華に見えます。 形が異なるものをバランスを見ながら詰め、彩りをまんべんなくちりばめましょう。ふだんの盛りつけの延長のような感覚で、思い切り詰めていきましょう。 にんじんなど型でくり抜くものは、サイズバリエーションを出すと、盛りつけにより立体感が加わります。

〇小さい器で盛りつけに動きをつける

お重と組み合わせて、小皿や小鉢を上手に使うと、盛りつけに変化がでます。 形や絵柄が花型のものや、高さのある小さな器が入ると、仕上がりがより華やかに。葉ものなども添えるとぐっと雰囲気も出てきます。

〇人が集まるときは、酒器を選ぶ楽しさを

酒器はさまざまな種類があるとたのしいもの。 おめでたい日の食卓では、気に入った酒器でたのしくお酒をいただくと、うれしい気分になります。 あえて揃えずに、バリエーションを出したラインナップの中から、好きな酒器を選ぶ楽しさでお祝い気分を盛り上げましょう。

梅柄の取皿や花型の小鉢など、食卓を彩るお正月アイテムをご紹介します。