栗原はるみの
揚げ鶏のねぎソース
栗原はるみの料理のベストワンに選ばれる人気の味、揚げ鶏のねぎソース。専業主婦だった頃から40年以上、数えきれないくらい作ってきた料理です。二度揚げしてカリッカリに揚げた鶏肉に、甘酸っぱいねぎソースがよく合います。ごはんのおかずにはもちろん、ビールやレモンサワーと一緒に、揚げたてあつあつをどうぞ。
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揚げ鶏のねぎソースは、鶏肉が苦手だった父のためにつくったわたしの思い出の一品で、数あるレシピの中でも人気のある料理です。カリッと上手に揚げるには、料理をする前に鶏肉を冷蔵庫から出して室温に戻すことと、下味の調味料の分量は正確に、揚げる前に片栗粉をたっぷりつけること。シンプルな揚げものですが、ちょっとしたことでおいしくなります。
二度揚げしてカリッとさせた鶏肉に、たっぷりねぎが入った甘酸っぱいソースをかけて、ぜひあつあつのうちに食べてくださいね。
栗原はるみ
材料(4人分)
- 鶏もも肉
- 2枚
- 酒
- 大さじ1/2
- しょうゆ
- 大さじ1/2
- 片栗粉
- 適量
- 揚げ油
- 適量
- 長ねぎ
- 1本
- サラダ油
- 大さじ1/2~1
- 赤とうがらしの小口切り
- 1~2本分
- しょうゆ
- 1/2カップ
- 酢
- 大さじ2
- 酒
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1と1/2
[ねぎソース]
揚げ鶏のねぎソースの道具
- 揚げ鍋
- ホーローバット
- 小鍋
- 計量カップ
- 調理用スプーン
- 菜箸
- まな板
- 包丁
- 盛りつけ皿
- 鶏肉は冷蔵庫から出して室温に戻しておく。
冷蔵庫から出したばかりの冷たい肉は、中まで火が通りにくいので、揚げる前に常温に戻しておくと、火の通りが均一になり、失敗しにくい。
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長ねぎはみじん切りにする(a)。
長ねぎは包丁でまんべんなく切り目を入れ、端から小口切りにすると、大きさの違う粗みじんになる。
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鶏肉は皮目をところどころフォークなどで刺して半分に切り(b・c)、バットなどに入れて酒、しょうゆを加え、十分吸わせて下味をつける(d)。
下味の調味料の分量は正確に、レシピの分量通り加える。
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②の鶏肉に片栗粉をたっぷりとまぶし(e・f)、180℃に熱した油で2~3分揚げる(g・h)。
粉をつけすぎるくらいたっぷりとまぶすのがカリッと揚がるコツ。衣を厚めにすると、ねぎソースもよくしみておいしい。
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網に取り、約4分おいて余熱で火を通す(i・j)。
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鶏肉を戻し入れ(k)、再び強火にしてカリッとするまで1~2分揚げ、油をよくきる(l)。
二度揚げして衣をカリッと仕上げる。途中、空気に触れるように鍋から鶏肉を数回持ち上げるとよい。
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鶏肉を揚げている間にねぎソースを作る。ボウルなどにAの調味料を混ぜ合わせる(m)。※ここでは計量カップに入れています。小鍋にサラダ油を熱し、長ねぎ、赤とうがらしの小口切りを軽く炒め(n)、混ぜ合わせたAを加えて(o)温まったらすぐに火を止める(p)。
程よく食感を残すため、ねぎは炒めすぎないこと。
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揚げたての鶏肉を食べやすく切って器に盛り(q・r)、ねぎソースをかけていただく(s)。
\ 召し上がれ /
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大皿に盛りつけてみんなで囲んでも、ひとり分ずつプレートに盛りつけても◎
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