栗原はるみの母ドーナツ
こんがり揚がったドーナツにたっぷりの砂糖をまぶした「母ドーナツ」は、栗原はるみの母が作った思い出のドーナツレシピ。口溶けがよく、中はふわっと軽い食感で、やさしい甘みが口いっぱいに広がります。今日は母ドーナツをたくさん揚げて、おやつタイムを楽しみましょう。
©ゆとりの空間
私が若かった時、母から教えてもらった思い出のドーナッツです。結婚して子育てに追われていた頃、この味を思い出して作るようになりました。初めて作った時に思いがけないほどおいしくて驚いたことを今でも思い出します。
生地がとてもやわらかいので冷蔵庫で冷やしてから型を抜くといいと思います。皆さんぜひ作ってみてくださいね。
栗原はるみ
材料(ドーナツ型で、リング型とボール型 各10個分)
- 卵
- 2個
- 砂糖
- 80g
- 牛乳
- 1/4カップ
- バター
- 40g
- 薄力粉
- 250g
- ベーキングパウダー
- 小さじ2
- 揚げ油
- 適量
- 砂糖(仕上げ用)
- 適量
- シナモンパウダー
- 適宜
母ドーナツの道具
- ボウル
- クッキングペーパー
- 泡立て器
- ドーナツ型
- 粉ふるい
- 菜箸
- ゴムべら
- バット
バターは小さい耐熱容器に入れてふわっとラップをし、電子レンジで約30秒加熱し、溶かしバターにしておく。
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ボウルに卵を割り入れ、泡立て器で溶きほぐし(a)、砂糖を加え混ぜる。
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①に牛乳(b)と溶かしバター(c)を加え、さらによく混ぜる。
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薄力粉、ベーキングパウダーを合わせて②のボウルにふるい入れ(d)、ゴムべらで全体がなめらかになるまで混ぜる(e)。
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クッキングペーパーに薄力粉(分量外)を軽く振り、生地をのせて1.5cm厚さにのばす。上からも薄力粉(分量外)を振り(f)、ふわっとラップをかけて冷蔵庫に入れ、生地がかたくなるまで3時間以上休ませる。
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生地をドーナツ型で抜く(g~j)。やわらかい生地なので丁寧に扱い、型には1回ごとに粉をつけながら抜く。型で抜いた真ん中の生地を丸めておまけのひと口サイズに。
のばしたり型抜きするときに手につくようになったら、いったん生地を冷やします。型抜きに手間取るようなら、生地をスプーンですくって油に入れて揚げても。
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約170℃の中温に熱した揚げ油に、⑤を入れる。まわりが少しかたくなってから穴が縮まないように、菜箸をさして軽く回して形を整える(k)。
菜箸でくるくる回して穴がふさがらないようにしながら揚げると◎
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こんがり色づいたら裏返し、全体で2分~2分30秒ほど揚げて中まで火を通す。火通りの早い小さいものから順に取り出す。
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揚げたてに砂糖をたっぷりまぶす。これが母ドーナツのプレーン味。好みでシナモンパウダー入りの砂糖を振れば、シナモンシュガー味に。
揚げたてを網に取り、すぐに砂糖を入れたバットに入れ(l)、熱いうちにまぶすと、しっかりつきます。
\ 召し上がれ /
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生地の甘さが控えめなので、定番の上白糖やシナモンシュガー味のほか、チョコがけやアイシングなど、仕上げでいろいろアレンジできます。