ひと口食べると、とろけるようななめらかな食感。そのあと口の中に広がる濃厚な味は最高です。
栗原はるみが何度も練習してできた、とびきりおいしい大きなプリン。時間はかかるけど、それだけの驚きはきっとあるはず。みんなの喜ぶ顔を想像しながら、今日のおやつに、大きな焼きプリンを作ってみませんか。
©【木村拓】扶桑社 haru_mi 2018年秋号
材料
(直径18cm丸型1台分・底が抜けないもの)
牛乳…4カップ
生クリーム…1/2カップ
卵…3個
卵黄…3個分
グラニュー糖…120g
[カラメルソース]
グラニュー糖…80g
水…小さじ1
焼きプリン作りの道具
- 鍋
- ボウル
- ゴムべら
- ナイフ
- ケーキ型
- 泡立て器
- 裏ごし器
- オーブンは100℃に予熱する。
- プリンの湯せん用に湯を沸かしておく。
- 【カラメル】を作る。
小鍋にグラニュー糖を入れ、分量の水を鍋の縁から加えて火にかける。溶け始めたら鍋をゆすって焦げつかないようにし、色づくまで8~10分加熱する(a)。泡が落ち着き、ちょうどよい色になる手前で火からおろし、型に注ぎ入れて底面全体に広げる。
- ボウルに卵と卵黄を入れてよく溶きほぐし、グラニュー糖を加えて泡立てないようによく混ぜる(b)。
- 鍋に牛乳と生クリームを合わせて中火にかける。ときどき混ぜながらしっかり沸騰させて、吹きこぼれる寸前で火を止める(沸騰が十分でないと仕上がりがざらつく)。
- ②のボウルに③の1/4量を加え、泡立て器でよく混ぜる(c)。残りも一気に加え、ゴムべらに替えて、軽くとろみがつくまでしっかり混ぜ合わせる。(d)
- カラメルを入れた型に、こしながら流し入れ(e)、表面の泡を取り除く。
- ⑤を天板にのせ、まわりに湯を静かに注ぎ入れる(f)。100℃のオーブンで2時間50分~3時間、湯せんしながらゆっくりと焼く。
- オーブンから出して粗熱を取り、冷蔵庫でよく冷やす。
- 型とプリンの間に一周ナイフを差し込み(g)、器をかぶせてひっくり返し(h)、型からプリンを出す。きれいに出すには、様子を見ながら慎重に。
©【木村拓】扶桑社 haru_mi 2018年秋号
同じ材料で、定番のプリンカップで作っても十分おいしくできます。
直径6.5cmのプリン型(約12個分)を使用する場合、同様に作り、100℃のオーブンで1時間~1時間15分焼きます。好みでさくらんぼを添えて。