暑い日は、食卓を涼やかにみせるしつらえが大切。しつらえと言っても、凝ったことや特別なことをするのではなく、いつも使っている器を、見た目が涼しげな器に変えるだけでも、涼を感じる食卓になります。今回は、暑い夏も快適に過ごせるおすすめの器をご紹介します。
食べ進める楽しさ
美しい編み目模様
編み目の模様は、漁で使う網をモチーフにしたデザイン。大漁や一網打尽といった意味を持つ、縁起のいい絵柄です。料理が引き立つようにと、線の太さや色味を調整しながら、職人が一点ずつ手描きで絵付けをしています。
料理と器のコントラストを楽しむ
さわやかなトルコブルーの器
よく晴れた、夏の空のような鮮やかな色合いのトルコ釉。釉薬の掛け具合や、貫入の入り方など、器一つひとつに個性があるので味わい深く、ふだん色のある食器を使わない方でも思わず手に取りたくなります。
熱い料理にも夏らしさを取り入れて
暑いときに煮もの料理? そう思うかもしれませんが、暑い時季に熱いものを食べるのも暑気払いになります。季節を通して、食卓に並ぶ機会の多い肉じゃがは、夏に盛りつけるときは、器に夏ならではの色合いのものを取り入れるのが大切。地味な色合いになりがちな煮ものこそ、鮮やかなトルコブルーの器に盛りつけると、がらっと印象が変わり、一気に夏らしくなります。
凛とした佇まい
ガラスでサラダもみずみずしく
清涼感のあるガラスの器。その透明感あふれる佇まいや、凛とした輝きは、取り入れるだけで涼を感じるあしらいに。料理を引き立たせる上品なぶどう柄は、テーブルをより華やかに魅せます。 ※こちらのシリーズは完売しました
季節を味わうおいしいひと手間
サラダなどの冷たい料理の盛りつけには、清涼感のあるガラスの器がおすすめです。手軽に作れる料理は、夏ならではの旬の食材を取り入れたり、いつもとは違ったアレンジをしてみたりなど、食べ方にひと工夫を。手をかけないでも食べられるけれど、季節に合わせたひと手間を加えれば、憂鬱に感じていた夏の訪れも待ち遠しく感じられます。