ハマグリは殻をこすり合わせてよく洗い、耐熱皿に並べて酒を振りかける。

蒸気の上がった蒸し器に[1]を入れ、強火で約5～8分、口が開くまで加熱する。口の開いたものから取り出し、殻から身をはずす。（蒸し汁はスープなどに使う）。

すし酢の調味料を合わせ、砂糖と塩が溶けるまでよく混ぜる。

炊きたてのごはんに[3]のすし酢を加えてさっくりと混ぜ、冷ます。好みですだちを絞る。

小鍋に甘辛だれの調味料を入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして約3～4分、とろみがつくまで煮詰める。

[4]のすし飯を小さめのひと口大に握り、好みでおろしわさびをのせる。[2]のハマグリの汁気をきってのせ、甘辛だれをたっぷり塗り、細く切ったのりで巻く。

だしみつ卵を作る。温かいだし汁に砂糖を加えてよく溶かし、薄口しょうゆを加え、塩で味を調える。

ボウルに卵を溶きほぐし、冷ました[7]のだしみつを加えてよく混ぜ、1度こす。

卵焼き用のフライパンにサラダ油を熱し、キッチンペーパーなどでならして全体に油をなじませる。

卵液を全体に薄く広がるくらいに流し入れ、半熟のうちに手早く手前にまとめて芯にする。油が足りなければ[9]の要領でなじませ、再び卵液を流し入れ、芯の下にも行き渡るようにして巻き込む。これを繰り返す。

焼き上がったら温かいうちに鬼すだれで包み、花形に形を整え、冷めたら食べやすい大きさに切り分ける。