打ち出し鍋を使って
ていねいに煮ものを作りましょう

和食の中でもラインナップが豊富で家庭料理として親しみのある、煮もの。

日常的に台所に立つ機会が多く、料理することには慣れているけれど、あともう一歩、煮ものをおいしく仕上げるコツを掴みたいとお悩みの方へ、ぜひ一度使ってみてほしいのが打ち出し鍋。

まず、煮ものをおいしく作るコツは「長く煮過ぎない」「何度も温めなおさない」…等々、やりすぎないことがポイント。

熱伝導率が高く、食材に早く火が通る打ち出し鍋は、このポイントをおさえるのにぴったりな調理道具です。

そんな打ち出し鍋を使って作りたい、ゆとりの空間おすすめの、煮もの料理をご紹介します。

◎さばのみそ煮

定番の魚料理というイメージが強いさばのみそ煮ですが、意外と味を決めるのが難しい、という声も多い料理。
そんなさばの味噌煮も、打ち出し鍋を使えば、きちんとおいしく仕上げることができます。

◎ふろふき大根

大ぶりに切ることで大根のおいしさが感じられるふろふき大根。
厚みがあり、火の通りに時間がかかるふろふき大根も、打ち出し鍋を使ってしっかり下ゆですることで、味がきちんと染み込みやすくなります。

鍋の縁には、段がついているため、吹きこぼれを防ぎます。
内側には目盛り表記があり、調理の際に目安となる分量が一目でわかるのもうれしいポイント。

打ち出し鍋の特徴といえば、表面の凸凹。熱伝導率が高い理由はこの特徴的な凸凹にあります。
アルミを打ち出すことで、鍋の表面積が広がり、熱伝導率が上がって食材に素早く火が通ります。
また、アルミの打ち出しにより、強度が増して丈夫に仕上げられています。

ゆとりの空間の打ち出し鍋には木蓋が付属します。
打ち出し鍋本体に対して、木蓋は熱が穏やかに伝わるので、鍋の温度を一定に保ちます。そのため、料理が煮えすぎることなく、おいしく仕上がります。